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このドキュメントでは、インストールせずに利用するために、抽出された Microsoft Game Development Kit (GDK) を入手するプロセスについて説明します。このセクションでは、GDK と Windows SDK に対してこれを行う方法の手順を示します。このプロセスは上級ユーザー向けです。
このプロセスは、ほとんどのシナリオで Microsoft Game Development Kit (GDK) をインストールする必要性に代わるものではありません。このプロセスにより、次のシナリオが可能になります。
  1. ビルド プロセスで使用するヘッダーとライブラリを抽出する。
  2. Microsoft Game Development Kit (GDK) 全体をインストールせずに、特定の Microsoft Game Development Kit (GDK) から xbprovision (NDA トピック) を実行できるように、Sideload フォルダーを抽出する。
この方法でセットアップ ペイロードを抽出した後に Microsoft Game Development Kit (GDK) の一部のツールを実行することは可能ですが、これは公式にはサポートされておらず、問題が発生する可能性があります。

抽出された Microsoft Game Development Kit のダウンロード

抽出された Microsoft Game Development Kit (GDK) は上級ユーザー向けのオプションで、Microsoft Game Development Kit (GDK) 全体をインストールせずに、特定のファイルをビルド システムに統合できます。抽出された Microsoft Game Development Kit (GDK) は、XBOX Developer Downloads サイトで個別のダウンロード オプションとして入手できます。このダウンロード オプションは、GDK インストーラーのダウンロード オプションと区別するために、タイトルに Extracted という単語が含まれた状態で一覧表示されます。
このダウンロード オプションを使用すると、Microsoft Game Development Kit の手動抽出プロセスを省略できます。これが推奨されるオプションです。

Microsoft Game Development Kit の手動抽出

抽出された Microsoft Game Development Kit (GDK) をダウンロードする代わりに、通常の Microsoft Game Development Kit (GDK) インストーラーからファイルを手動で抽出できます。通常の Microsoft Game Development Kit (GDK) をダウンロードした後、Windows インストーラー (msiexec.exe) を使用して各インストーラー パッケージを抽出し、個々のファイルにアクセスできます。
次の手順では、Windows インストーラー (msiexec.exe) の特定の使用方法を示します。msiexec.exe の詳細については、Windows インストーラーを参照してください。

すべての Microsoft Game Development Kit (GDK) MSI の内容の抽出 (ExtractXboxOneDKs.ps1 を使用)

  1. XBOX Developer Downloads サイトで Microsoft Game Development Kit インストーラーをダウンロードします。または、GitHub リポジトリからパブリックの Microsoft Game Development Kit (GDK) インストーラーをダウンロードします (PC 開発のみをサポート)。 ダウンロードするファイルには、GDK_03_2022.zip などの名前が付いています。コンピューター上のその場所をメモしておきます。
  2. ローカルの .zip ファイルの内容を抽出します。
  3. PowerShell プロンプトを開き、内容を抽出したフォルダー内の SetupScripts ディレクトリ (C:\GDKDownload\SetupScripts など) に移動します。
    • このディレクトリにある ExtractXboxOneDKs.ps1 スクリプトを使用して GDK を抽出できます。使用方法は次のとおりです。
      • .\ExtractXboxOneDKs.ps1 -SourcePath <MSI_Source_Folder> -TargetDirectory <Target_Directory>
      • たとえば、SourcePath は .zip ファイルを抽出した場所 (C:\GDKDownload など) です。TargetDirectory は抽出された内容の格納先 (C:\ExtractedGDK\220300 など) です。
  4. ExtractXboxOneDKs.ps1 スクリプトを実行すると、抽出されたファイルがターゲット ディレクトリ (C:\ExtractedGDK\220300 など) に配置されます。
  5. ターゲット ディレクトリに移動し、抽出された GDK ファイルをビルド システムで必要な場所にコピーします。
ターゲット ディレクトリには、抽出の一部として一連の .msi ファイルと Windows Kits フォルダーが含まれます。これらは無視してかまいません。削除することもできます。抽出ターゲット ディレクトリ内で保持する必要があるフォルダーは、Microsoft GDK フォルダーのみです。

すべての Microsoft Game Development Kit (GDK) MSI の内容の抽出 (手動)

  1. GDK を解凍した後 (前のセクションの手順 1 から 2)、Windows インストーラー (msiexec.exe) を使用して各インストーラー パッケージを抽出し、個々のファイルにアクセスできます。
  2. コマンド プロンプト ウィンドウで、.zip ファイルから抽出したファイルがあるフォルダーに移動し、次のコマンド ラインを実行します。
    ここで、installation_folder は GDK のダウンロード ファイルへのパスで、msi_extraction_path は Windows インストーラー (.msi) ファイルの内容を抽出するフォルダーを指定します。例:
    このコード例をコマンド ラインから直接ではなくスクリプト内で使用する場合は、%G を %%G に置き換える必要があります。
  3. msi_extraction_path に移動し、抽出された GDK ファイルをビルド システムで必要な場所にコピーします。

Windows SDK の抽出

Windows SDK のセットアップ ペイロードの手動抽出は上級ユーザー向けのオプションで、Windows SDK 全体をインストールせずに、特定のファイルをビルド システムに統合できます。Windows SDK がシステムにインストールされている限り、抽出された Microsoft Game Development Kit (GDK) を使用するためにこの手順は必要ありません。

すべての Windows SDK MSI の内容の抽出 (ExtractXboxOneDKs.ps1 を使用)

October 2023 GDK 以降、GDK には Windows 11 SDK (バージョン 10.0.22000.0) 以降が必要です。
  1. Windows デベロッパー センターから Windows SDK インストーラーをダウンロードします。ダウンロードするファイルには、winsdksetup.exe などの名前が付いています。コンピューター上のその場所をメモしておきます。
  2. コマンド プロンプトを開き、exe をダウンロードしたディレクトリで winsdksetup.exe /layout C:\WinSDKDownload を実行します (これにより、exe から msi ファイルが抽出されます)。
  3. UI の手順を進め、すべてのチェック ボックスをオンのままにして、すべてのファイルをダウンロードさせます。
  4. C:\WinSDKDownload に移動して、.msi ファイルが存在することを確認します。
    別の方法として、Windows SDK の .ISO をダウンロードしてマウントすることもできます。これには、手順 1 から 4 で生成されるものと同じ .msi ファイルが含まれています。
  5. 前述の「すべての Microsoft Game Development Kit (GDK) MSI の内容の抽出 (ExtractXboxOneDKs.ps1 を使用)」で説明したスクリプトを使用し、SourcePath には msi フォルダー (C:\WinSDKDownload など) を、TargetDirectory には抽出された内容の格納先となる別のフォルダー (C:\ExtractedWinSDK など) を指定します。
    含まれるファイルのパスが長いため、ソース ディレクトリとターゲット ディレクトリ (抽出時のみ) は 45 文字 (ドライブ文字を含む) 以内に制限することをお勧めします。抽出の完了後に移動できます。フォルダー パスが 45 文字を超えると、ファイル パスの最大長を超えるため抽出が失敗します。
  6. ExtractXboxOneDKs.ps1 スクリプトを実行すると、抽出されたファイルがターゲット ディレクトリ (C:\ExtractedWinSDK など) に配置されます。
  7. ターゲット ディレクトリに移動し、抽出された Windows SDK ファイルをビルド システムで必要な場所にコピーします。
    この抽出の後、ターゲット ディレクトリには多くのファイルやフォルダーが存在します。この例では、Windows Kits\10 フォルダーをビルド システムの参照先として使用しています。目的の操作によっては、他のフォルダーが必要になる場合があります。

すべての Windows SDK MSI の内容の抽出 (手動)

  1. winsdksetup.exe から一連の .msi ファイルを取得した後 (前のセクションの手順 1 から 4)、Windows インストーラー (msiexec.exe) を使用して各インストーラー パッケージを抽出し、個々のファイルにアクセスできます。
  2. コマンド プロンプト ウィンドウで、.zip ファイルから抽出したファイルがあるフォルダーに移動し、次のコマンド ラインを実行します。
    ここで、installation_folder は Windows SDK のダウンロード ファイルへのパスで、msi_extraction_path は Windows インストーラー (.msi) ファイルの内容を抽出するフォルダーを指定します。例:
    このコード例をコマンド ラインから直接ではなくスクリプト内で使用する場合は、%G を %%G に置き換える必要があります。
  3. msi_extraction_path に移動し、抽出された Windows SDK ファイルをビルド システムで必要な場所にコピーします。
Microsoft Game Development Kit を抽出する場合、このフォルダーは、タイトルのビルド時にアクセスされる共有の場所またはソース管理システムに配置されることが想定されています。複数のバージョンの Microsoft Game Development Kit (GDK) が必要になるシナリオもあります。このシナリオでは、抽出された複数の Microsoft Game Development Kit (GDK) バージョンのレイアウトについて、次のようにすることをお勧めします。
  • …\ExtractedGDK\211000\Microsoft GDK…
  • …\ExtractedGDK\220300\Microsoft GDK…
これにより、各バージョンのペイロード全体を配置できます。ビルド環境変数を使用してバージョンを切り替え、ビルドのコンパイル プロセスで使用されるものを定義することをお勧めします。

関連項目

Microsoft Game Development Kit (GDK) をインストールせずにビルド環境を構成する Microsoft Game Development Kit (GDK) をインストールせずに使用する
最終更新日 2026年11月6日