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# XBOX One ネットワーク キャプチャ

> xbtrace を使用して XBOX 開発キットでネットワーク パケット キャプチャを開始および停止し、ETL キャプチャを Microsoft Message Analyzer または Network Monitor で分析します。

このトピックでは、XBOX 開発キットでネットワーク パケット キャプチャを使用する方法について説明します。Microsoft Game Development Kit (GDK) タイトルをデバッグする際に、XBOX 開発キットとの間のネットワーク トラフィックを解析したい場合があります。[Fiddler](https://docs.xbox.com/ja-jp/build/console-features/networking/tools/fiddler-setup-networking.md) は HTTP、HTTPS、および WebSocket トラフィックを監視するための一般的なツールです。ただし、Fiddler ではそれ以外の種類のネットワーク トラフィックはキャプチャできません。XBOX 開発キットとの間の *すべての* ネットワーク パケット トラフィックのトレースを取得するには、まず本トピックで説明するネットワーク トレース キャプチャ機能を使用してキャプチャし、その後に強力なツールでそのトラフィックを解析できます。

キャプチャされる内容は「オンザワイヤ (on-the-wire)」の状態です。これには、HTTPS トラフィックの Transport Layer Security (TLS) 暗号化や、ソケットで使用している任意の暗号化が含まれます。そのため、暗号化された内容の直接解析はできません。予期しないトラフィックの発生、パケットのサイズや頻度、予期しない通信フローのエンドポイントがわかれば、多くの場合ネットワーク コードの問題を特定するのに十分です。ネットワークの問題をデバッグするために、必ずしもパケットの中身を検査する必要はありません。

デバッグ中にメッセージの内容を確認する必要がある場合は、内容を検査したいトラフィックについて暗号化を一時的に無効化してください。

ネットワーク キャプチャは、意図せず暗号化・保護されずに残っているトラフィックを特定するためにも活用できます。

## ネットワーク パケットのキャプチャ

ネットワーク トラフィックのキャプチャを有効化・無効化するには、[Trace (xbtrace.exe) (NDA トピック)](https://docs.xbox.com/ja-jp/tools/tools-console/commandlinetools/xbtrace.md) ツールを使用します。

### ネットワーク キャプチャの開始

ネットワーク キャプチャを開始するには、`xbtrace start netcap` コマンドを使用します。これにより、既定のコンソールでネットワーク キャプチャが開始されます。

既定以外のコンソールでトレースを開始するには、`/X:` 引数を使用します。

### ネットワーク キャプチャの停止

ネットワーク キャプチャを停止するには、`xbtrace stop` を使用します。既定では、キャプチャは現在のディレクトリに *xbtrace.etl* として保存されます。別の場所やファイル名に保存するには、`stop` の後にパスとファイル名を指定します。たとえば、`xbtrace stop c:\temp\sample.etl` はトレース ファイルを *c:\temp\sample.etl* として保存します。既存のファイル名を指定した場合、`xbtrace` は情報メッセージを表示し、トレースは実行を続けます。

> [!NOTE]
>
> 既存のファイル名を指定しても、コンソール上のトレース データは失われません。既存のトレース ファイルを上書きする方法は現在ありません。既存ファイルを削除するか、新しいトレースには別のファイル名を指定する必要があります。

既定以外のコンソールでキャプチャを停止するには、`/X` 引数を使用してコンソール アドレスを指定します。

## ネットワーク キャプチャ データの使用

以下のツールを使用してネットワーク キャプチャの生データを開くことができます。好みに応じてツールを選択してください。

* [Microsoft Message Analyzer (MMA)](https://github.com/riverar/messageanalyzer-archive) を使用して、etl 形式のネットワーク キャプチャを開き、ネットワーク イベントを表示します。キャプチャしたファイルを MMA で直接解析できます。また、MMA を使ってキャプチャ済みのパケット データを PCAP ファイルとして保存すれば、Fiddler や Wireshark など他のツールで開いて解析することもできます。

  > [!NOTE]
  >
  > Microsoft Message Analyzer はアーカイブされており、現在は保守されていません。

* [Network Monitor (netmon)](https://www.microsoft.com/download/details.aspx?id=4865) を使用して、etl 形式のネットワーク キャプチャ ファイルを開き、パケットを表示します。すべてのネットワーク イベントを完全にパースするには、*Tools* > *Options* > *Parser Profiles* で *'Windows Parser Profile'* を設定します。キャプチャしたネットワーク イベントの生データを netmon で直接解析します。

## 関連項目

[Trace (xbtrace.exe) (NDA トピック)](https://docs.xbox.com/ja-jp/tools/tools-console/commandlinetools/xbtrace.md)

[Microsoft Message Analyzer Operating Guide](https://msdn.microsoft.com/library/jj649776.aspx)


## Related topics

- [XBOX 開発キットでのネットワーク ストレス テスト](https://docs.xbox.com/ja-jp/build/console-features/networking/tools/netstress-networking.md)
- [XBOX Multiplayer Analysis Tool を使用したネットワーク トラフィックの検査と変更](https://docs.xbox.com/ja-jp/tools/tools-services/live-xbox-multiplayer-analysis-tool.md)
- [Using multiple PlayFab Party networks](https://docs.xbox.com/ja-jp/services/playfab/multiplayer/networking/concepts-multiple-networks.md)
- [XDK ネットワークから XBOX GDK への移行](https://docs.xbox.com/ja-jp/build/console-features/networking/xdk-migration/index.md)
- [GDK のネットワーク トラフィックを監視およびデバッグするためのツール](https://docs.xbox.com/ja-jp/build/console-features/networking/tools/tools-networking-toc.md)
